心を安定させて身体を柔らかくほぐすメディカルアロマテラピー! 触れることは何よりのセラピー♫

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アロマセラピストとして母としての日常ブログ♫

女性の更年期とアロマテラピー

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わたしも含めてそろそろ更年期を迎える年齢になると、急な体調の変化に悩む方が多くなってきます。

パニック障害を克服して数年。
今度は更年期を乗り越えようと奮闘中です。

そこでアロマテラピーで出来ることを少し書きたいと思います。

私も年齢と共に女性ホルモンの大切さを痛切に実感する年齢になりました。

若いころは、当たり前のように思っていた女性ホルモンの存在も、40才から50歳へと年を重ねていくとその働きの大切さを実感するようになります。 

実はあまり知られていませんが、天然精油の中には、女性ホルモンと近い化学式をもつ成分を含む精油があります。年齢と共にホルモンバランスを崩しやすい女性にとっては有難い存在です。

わたしの利用している精油の紹介

★クラリセージ・・・ラベンダーと同じく鎮静作用がある酢酸リナリルとリナロールという薬理成分が主ですが、微量にスクラレオールという女性ホルモンのエストロゲンと近い作用があり、不安を抑え、感情の高ぶりを落ち着かせる作用があります


★ローズ・・・高貴な香りで有名なローズは、ゲラニオールやローズオキサイドを含み、女性ホルモンの分泌と関係する成分を含んでいます。香りが濃厚なので使いすぎに注意し、1滴でも幸福感をもたらします。

 ★ゼラニウム・・・ローズに近い香り成分でありながら、ローズより安価で使用しやすく、心の落ち着き・自律神経のバランスを調整しながら、リンパの流れを良くしていきます。

★ラベンダー(天然のラベンダーから抽出された精油)・・・酢酸リナリルとリナロールという薬理成分から出来ています。

主に身体を鎮静して、自律神経を整える作用があります。眠れない時にもラベンダーは有名ですが、鎮静作用が強いため吸収しすぎると逆に目が覚めてしまうこともあります。

幸せホルモンと言われる脳内のセロトニンの分泌を促すと言われています。

 ※アロマテラピーと、聞いて真っ先に思い浮かぶ精油の1つであるラベンダーを同時にブレンドすると、それぞれの精油をバランスよくまとめて、ホルモンバランスの崩れだけではなく、自律神経のバランスを崩した様々な状態に役立ちます。

 

これらの精油を、好きな香りと混ぜて使うことで、自分だけの好きな香りが出来ます!

また、身体全体が冷えて緊張が強く、眠れない時には更に血流も悪くなり、動くのもしんどくなることもあります。

今まで女性ホルモンの恩恵を受けていた、ゆるやかな動きの身体や潤いが減り、ギスギスと固くなったように感じている方も多くいらっしゃいます。女性ホルモンは身体の潤滑油のような役目をしてくれていたのです。

私も更年期の年齢になりましたが、良く歩き、血流を良くして、好きなことをする時間をとってストレスを溜めない生活を心がけています。

時々は、私自身もセルフメンテナンスにアロマトリートメントに行きますが、言葉では言えない優しいタッチと、適度な圧により心地良くほぐすアロマトリートメントと好きな香りにより、何とも言えない幸福感に満たされます。毎回施術の後は足取り軽く家路に向かいます。

 

まず身体の緊張をほぐして、脳への血流を改善し、骨盤周りを固くしないことも大切です。

上記の精油をうまく活用し、香りでリラックスしながらリンパの流れを改善して、ストレッチもマメにすることも大切です。

誰しも年齢を重ねることにより、女性の体に変化が起きてきます。

まずはストレスをためないように、好きなことをしたり精油の女性ホルモン作用をうまく利用することで、急激に訪れる更年期の状態を軽くするようにしています。

 

 注: 国際資格を取得していますが、日本では精油を使用するアロマテラピーは医療で認められていない関係上、わたし個人が日常に役立てている内容としてご紹介しています。

 

今日のアロマ: ゼラニウム・オレンジ・クラリセージ

女性ホルモン作用のある精油をプラスして、心も身体もゆったりリラックスブレンド

注:ホホバオイルや、ジェルベース又はクリームベースに1%に希釈して、手首などに少量塗布するといつも幸せな香りに満たされます!

※例:30ml 各々の精油2滴×3=6滴

(10mlに2滴)

※天然精油は直接お肌には付けられません。必ず希釈しましょう!

※欧州では歴史のある芳香セラピーですが、日本ではようやく統合医療としてアロマの専門家と協力し合う機関も増えてきたところですが、日本の法律上、私の体験として記載しておりますので、ご自身で香りを楽しむリラクゼーションとして、ご自分の責任のもとご活用ください。身体に合わない時はおやめください。

※女性ホルモンに関係する婦人科系の病気の方は、女性ホルモン作用のある精油のご使用はお控え下さい。

※妊娠中の方は、女性ホルモン作用のある精油は妊娠初期はご使用にらならず、後期も専門家にご相談下さい。

てんかんをお持ちの方や血圧に心配のある方 は専門家にご相談下さい。お肌の弱い方は事前にパッチテストをお勧めします。