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障がいのある子供達と歩むメディカルアロマセラピストのブログ

アロマセラピストとして母としての日常ブログ♫

いのちのせんたく

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今日はネットニュースの記事で見た出生前診断についての思いを。

高齢出産の場合や、血縁に障がいのある人がいるなど、

リスクの高い方には出生前診断が出来ますよ!というネット広告でした。

 

かなり重いテーマですし、気軽にブログに書けない内容ですが、染色体異常の子を育ててきた当事者として思いが溢れてきたのでちょっと言葉に…。

 

出生前診断によりお腹の中の赤ちゃんに染色体異常があるか分かります。

染色体異常と言っても、色々なパターンがあり

とても複雑です。

染色体全体の数は46本と揃っていても、ある番号の端の一部だけが他の番号と入れ替わって、合体している事があります。

これを相互転座といいますが、健常な両親であっても、どちらかにこの相互転座が隠れている場合、その子供に障がいがあって産まれることがあるそうです。

 

数が多い異常を◯番トリソミー、

少ないことを◯番モノソミーといいます。

自分の出産を通して染色体の仕組みを、

詳しく学びました。

 

昔から人類が命を繋いできた結果、先の部分に、違う番号の染色体が合体することは、

命の誕生を繰り返してきた長い歴史の中で起きた偶発的なことのようです。

 

詳しく調べることにより、生命の長い歴史から考えると、誰のせいでもないんだと…

モヤモヤしたものが消えてきて

障がいのある我が子を受け入れられました。

 

検査結果を聞いて驚いたのですが、

長男は通常は出産まで辿り着かない型でした。

ふつうは自然流産するそうです。

その子が無事に20歳を迎えられたのは奇跡だと思っています。

 

メディカルアロマテラピーの為に学んだ解剖生理学が、身体と向き合うきっかけになり不思議とパニック障害の症状を軽くしていきました。

 

私達人間は原子の集合体であり、数兆の細胞の

集まりで出来ていて、顔や体格、風貌、見えているものは私達のほんの一部分なんだと…。 

 

まず出生前診断を受けなけれは、悩む必要もありませんが、最新の検査も導入されたこともあり、最近は必要のある人が増えて増加傾向にあるようです。

 

各々の考え次第なので、産まないことも産むことにも、悩んで出した結論がその人にとってのベストな結果であると思います。

 

覚悟をしていても

障がいのある子供を産み育てることは、

親の人生への影響はかなり大きいです。

今の医学が発展したことにより、

命を選ぶという難しい選択が必要になってきたことは事実です。

日本の普及率はとても低いそうです。

でも、障がいの子を持つ母としては複雑です。

染色体異常はありますが下の子は、

私よりもiphoneを使いこなしていて、

教えられることばかりです。

 

私も大切な家族に同じ問題が起きたら、出来るなら苦労はさせたくないです。

でも、この子達の存在が否定されている気持ちにもなります。

考えても、考えても…この答えは難しいです。

 

 ただ、言えることは…

「産まれることが出来た命は、それだけで奇跡であり、この世に産まれた命は大切にする」この事だけは確かなはずです。

 

 

今日のアロマ: サンダルウッド・ユーカリラディアータ・サイプレス

落ち着いた香りで気分をスッキリしながら、これからの季節にはピッタリの呼吸器系にもよいブレンド

注:ホホバオイルや、ジェルベース又はクリームベースに1%に希釈して、喉まわりや胸の中心に少し塗布しましょう!

 ※例:30ml  各々の精油2滴×3=6滴

(10mlに2滴)

 ※天然精油は直接お肌には付けられません。必ず希釈しましょう!※ご自身で香りを楽しむリラクゼーションとして、ご自分の責任のもとご活用ください。身体に合わない時はおやめください。※てんかんをお持ちの方や血圧に心配のある方 は専門家にご相談になるか、事前にパッチテストをお勧めします。